福祉体感ツアー2019 第4回「ふれあい共生会」

2019年8月3日 3:00 PM
2019-08-03T15:00:00+09:00
2019-08-03T15:15:00+09:00
ふれあい共生会
無料
OSAKA福祉オープンキャンパス事務局
06-6776-7336
体感ツアー

福祉体感ツアーで本気のプロに、出会おう

ゲンバで働く先輩たちは、どんな想いで障がいのある方に接しているんだろう?そんなクエスチョンの答えを直接聞ける、プロに出会える、8回限定のゲンバ見学ツアーが開催されます!

第4回ツアーは、ふれあい共生会主催地域夏祭りへのボランティア協働を行います(ボランティア実数100名以上)。

当日は近隣の教育諸学校と共に、祭り開催をご援助します。

ツアーによる共同時間帯は16:00~18:00で固定とします。

(参加者は15:00に指定場所集合)※選択不可

活動内容は別紙申込書に3部門(詳細は申込書参照)からご選択ください(必須)。

申込締切:7月5日(金)終日(こちらでまとめて申込みます)

事前現地オリエンテーション:7月25日(木)午後5時30分

(場所):花嵐新館(東住吉区矢田6-8-7)

下記の資料は福祉体感ツアー全体のご案内です。

ツアーレポート

開催風景

第3回学生向け福祉体感ツアー(in ふれあい夏祭り)開催シーン まとめ

日 時:
令和元年8月3日(土)
場 所:
社福)ふれあい共生会(特別養護老人ホーム花嵐/在宅サービスステーションもくれん)
参加趣意:
介護施設が主催する地域企画へのスタッフ参加(介護ボランティア)

○ イントロダクション(事業等の解説など) ※開催前7/25、現地で説明会も参加

  • ふれあい共生会(東住吉区)は、高齢者向けサービスと障がい者サービスを複合的に提供されている「大阪市南部」エリアの老舗社会福祉法人さんです。
  • 一昨年、同法人が運営する「もくれん就労from マスタード」さんには、本ツアーでご訪問したことがあります。
  • 地域共生を謳い、16年も前から実施されている取り組みの一つに「ふれあい夏祭り」という地域企画があります。今回は、今年で16回目の開催となる「ふれあい夏祭り」にボランティアとして参加しました。
  • この「ふれあい夏祭り」には、近隣の高校、専門学校などから毎年ボランティアを募り、また矢田近辺の事業所や地域活動家の協力なども得ながら、行われている老舗の地域企画であり、本ツアーとしても以前からその真髄に触れたいと思っていたものです。

○ 学生スタッフ・ボランティアとして(たくさんの学生さんが集まりました)

○ 地域企画の原点(老人介護という現実を、地域全体で“祭り”にして受けとめ直す)

――― 家族で、みんなで、遊びに行くところ ―――

  • その風景は、「地域のごくありふれた夏祭り」です。
  • その主催者は、地域に根付く努力をされている福祉法人です(そこが催す企画です)。
  • スタッフは、老人介護のプロであったり、地域の青年団有志だったり、障がい者支援スタッフだったり、近隣からきた福祉サービス事業所だったり。
  • そこに、在学生が「ボランティア」として混じり、地域の篤志家がふるまう「アロハダンス(みなさん、かなりのご高齢でした)」に酔いしれ、持ち寄ったビールでさらに酔う。
  • ボランティアで集まった学生さんは50、60名にもなっていました。お互いにスタッフとしての心得を事前(7/25 オリエンテーションなど)にお教えいただき、①院内で祭りを味わっていただく方への話し相手、②院内から祭り会場までの車いす介助など、③会場で店舗などを展開し、サービスを行う場面でのお手伝い、などを一斉に体験させていただきました。

暑いので休憩所を利用しながら

ボランティアは常に小さな出会いがある

  • 介護職としての人材は欠乏しています。介護・障がいなどを分け隔てすることなく、地域全体で受け止めようとする場を「夏祭り」として一斉に提供しようとする空気に触れることができました。

【編集後記】

 当日は「焼け死ぬのでは?」とも感じられた猛暑の中、会場警備、車いす介助、販売のお手伝いに従事された皆さま!「たいへんお疲れさまでした!」。それにしても老人介護事業所スタッフの気配りのご様子、私たちへのご配慮、そして何よりも「地域の皆さん」への愛情、等が矢田東公園中に充満していて、それだけで余計に熱い(熱くなれた)時間でした。

こういった地域での取り組みは、手慣れた福祉従事の方にとってみれば当たり前に行われるイベントなのかもしれません。ただ、聞くのと実際に見るのとでは、明らかに「事前準備」や「当日差配」がいかに大変か、等の理解が違ってきます。今回は、実際にやってみて知ることができたことが満載でした。ボランティアを通じて、福祉人の心意気を学ぶことができたと感謝です。

(福祉体感ツアー事務局)